【News Letter】大規模修繕工事の生産性向上へ – 「リサーチパッド」を導入
ヤシマ⼯業では、大規模修繕工事における生産性向上の一環として、現場管理システム「リサーチパッド」を活用し、より効率的な工事運営を実現しています。
従来の管理方法では、紙の図面・帳票や手作業による情報共有が主流でしたが、「リサーチパッド」を導入することで、
リアルタイムでの情報共有と業務効率の向上が可能となり、作業時間の短縮、ミスの削減を実現し、大幅な業務効率化が図れています。
ヤシマ工業のDX推進と今後の展望
当社のDX化は20年以上前から取り組まれてきました。書類や手作業が主流だった状況に課題を感じた先代社長のもと、デジタル・IT・システム化を推進。
現在では社員の労務やスケジュール、営業進捗や現場管理を一元的にシステムで管理し、プロジェクト全体を可視化することでリアルタイムでの全社共有が可能となっています。
大規模修繕工事においては、契約から着工、竣工、アフターメンテナンスまでをシステム化し、年間100件以上の案件を効率的に管理。
見積り作成や工事進捗管理、請求支払いの調整など膨大な作業をデジタル化することで、手作業によるミスや業務時間を大幅に削減しました。
また、施工後の定期点検や修繕提案も一元管理し、長期的に安心していただけるサービスを提供しています。
社内業務では、オンラインミーティングや動画配信の導入により、各現場の社員をつなぎ、
案件や工事の進捗状況を全社で共有することで迅速な対応と効率化、精度向上を両立するDX基盤を構築しています。
一方で、情報の分散が課題として残っており、今後は情報の連携・集約をさらに強化していく予定です。
そのため、情報システム部門の新設や外部人材の活用を進めており、資本を投じながらDXの深化を目指しています。
これらの取り組みにより、さらなる業務効率化と精度向上を図り、時代に即したサービス提供を続けていきます。